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六月の短歌 2020年

  • 心落つ華も忘れて彷徨ひて軌道外れた星の砂散る
  • 悩み草力尽き果てすがる露聖書の匂ひかぐ夜は明け
  • けもの道ぬかるむ坂道いばら道吾(わ)の人生のなんと険しき
  • 夕暮れに風に誘われウォーキング花のなか道こころを拾ふ
  • 芍薬の滴る蜜を集めをる蜂はもしやの恋わずらひ哉
  • 自粛明け美術館へといそいそと名画に打たれ友と息吐く
  • 弦楽の瑞々として流れくる白薔薇固き蕾をほどく
  • 三千歳の恋も移ろひ今ごろは万歳(まんとせ)の愛分かつ二人よ