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四月の短歌 2020年

  • 白髪に桜花挿しゐる眠り姫美少女のごと吾が母にして
  • 化粧せぬ陶器のごとき肌つたふ涙なりけり恋をせしかな
  • 健やかに艶黒髪を直ぐ伸ばし紬着こなす喜寿が憧れ
  • 労働の喜び知らず愚痴ばかり新卒の日々宝石がごと
  • 「太鼓女子」の巻きし手毬の色糸の細く美し涙こみ上ぐ
  • 春野菜若き苦みとふくよかさ心潤す時の贅沢
  • 大盛りの天ざるに稲荷二つつけ春の蕎麦屋の片隅に食ふ
  • ストレスが頂点を越え深夜二時狂ったように貪り喰らふ