Poetry

詩と短歌

Home > 詩と短歌 > 天地開闢 ~ ふたたび ~

天地開闢 ~ ふたたび ~

 

 

 

 

この広大な宇宙で

わたしにしか与えられなかった わたしだけのこの数奇な運命を

 

 

わたしはどれほど深く どれほど果てしなく

幾度も幾度も考えてきた事だろう

 

 

 

見えず聞こえず この世で唯一の盲目であると感じた

時に天に毒づいた事もある

死にたいと何夜思った事だろう

 

 

ひともとの名もない花でいい

願いはそれだけだったのに・・・・・

 

 

 

けれど わたしには知恵があり

 

そしてわたしには

運命を超越した力を信じる魂と心がある

 

 

 

もう遅いのかも知れない

もはや 夢は潰えたろう

 

 

時は無く

汚れただけの大地が広がり 人々は苦しみの中にある

 

 

けれど だからこそ

わたしはもう一度

全霊をもって神代の夜明けを待つ

 

 

 

新たなる天地よ 開闢(かいびゃく)せよ

 

 

 

ふたたび天の幕屋が開けるまで

わたしはこの苦しみを離さない

 

 

 

 

 

category   date 2019.09.01