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四月の短歌 2018年

  • 母とみる 桜花爛漫香り立ち 時を忘れてただ佇まふ
  • 何気なく 投げた小石にぶつかりて 死にたる蝶をじっと眺むる
  • 母の味(み)の 懐かしかりと炊く鹿尾菜(ひじき) ひと味違う何が足りぬか
  • 花の名に 憧れる娘(こ)に見る昔 我も想ふたゆりやすみれに
  • 四月馬鹿 愛嬌あれば良しとすも ブラックすぎて思わず叱る
  • 図書館に 活けた柳の見事かな 華道は心(しん)の映し鏡よ
  • 小一の 児の目に映るチューリップ 美しからず単調を嘆く
  • 我の歌 垢抜けぬのは身にも似て ひと皮むけぬサナギなりけり