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香り三代

2019.07.01
香り三代

010701香り三代1 

 

 

 

母のドレッサーを整理していたら、彼女が愛用していたフレグランスが出てきました。

シャネル19番。

 

 

香りをかいだ瞬間、母の思い出がすべて蘇ります。

そばにいてくれる温もりと安堵感、そして憧れ。

 

 

母のシュークリーム、焼いてくれたピザ、編んでくれたセーター。

この香りは母を象徴し、いつまでも私を愛してくれます。

 


010701 香り三代2 



 

こちらは祖母の遺したフレグランス。

ジャン パトゥのジョイです。

祖母の形見として今でも大切にしています。

 

 

祖母は亡くなる最後まで自立した人でした。

強く生きた人でした。

私はおばあちゃん子で、母と共に私の敬愛する女性です。

 

 

 

昔は少しでも乳がんと疑われただけで乳房を全摘したらしく、

祖母も私が物心ついた時から左胸がありませんでした。

幼い私は一度だけ「気持ち悪い」と言った事を覚えています。

 

 

裸で鏡を見ながら身繕いをしていた祖母は、

自分の体をじっと見ながら、

「気持ち悪いな」とひと言言った時のしかめっ面を、今でもはっきり記憶しています。

 

 

こちらもフローラルな香りで19番にどこか似ています。

母はとても祖母を愛していたので、似た香りを身につけたのかも知れません。

 


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こちらは私が三十代の一時期につけていた香り。

ショパールのウィシュです。

 

 

このフレグランス、実はパケ買い。

美しいボトルと『ウィッシュ』という名前に惹かれて買いました。

香りには癖を感じ、長くつける事はありませんでした。

 

 

 

初めてのフレグランスは父から贈られたエルメスのカレーシュ。

大学生になった時、フランス出張の土産に買って来てくれました。

 

 

父は私の身だしなみを気にかけ

こちらも大学生になった頃だったか、

ドイツ出張の際には上質な革のケースに入ったゾーリンゲンのネイルシザーズのセットを買って来てくれました。

 

 

そんな父からもらったカレーシュの上品な香りは大のお気に入りで、

私の中では今でも優雅さのシンボルです。

 

 

 

実は香りに酔いやすく、最近は何も着けていません。

ロクシタンのシアソープをクローゼットに入れて移り香を愉しむ程度です。

 

 

 

天の気をたっぷり頂いていれば、自ずと芳香します

すべてのとは言いませんが、神主さんなどがよい香りなのはその為ですね。

 

 

 

まっすぐに生きて、

神様メイドのフレグランスを愉しみたいです(^^♪